きっかけは屋根のリフォーム
築30年になる戸建てです。
アンテナは屋根裏に設置しています。
現在使用しているアンテナは、マスプロのブースター内蔵の平面アンテナです。
スレート屋根の色褪せやヒビも目立つようになり防水シートの耐久年数も考慮して、屋根をカバー工法でリフォームすることにしました。
カバー工法で屋根材をガルバリウム鋼板にしたところ、テレビが受信できなくなりました。
アンテナ位置の変更
屋根裏でガルバリウム鋼板の影響を受けにくい位置を探しました。
- アンテナ前面を屋根や壁からできるだけ離す
- 全てのチャンネルが受信できるようにアンテナの高さを調節する
経路の改善
アンテナ位置の変更でなんとか受信できるようになったものの、テレビのインジケーターの信号レベルは「弱」になっています。
そこでアンテナからテレビまでの経路を見直すことにしました。
アンテナ分配器が古い
分配器のカバーを外してみるとなんと。。これだとノイズが入りそう。というか入るよね。
4K/8K放送に対応した製品に入れ替えます。
メーカーをマスプロに合わせてみました。
一端子電流通過タイプと全端子電源通過タイプ
分配器には一端子電流通過タイプと全端子電源通過タイプがあります。
今回、BSCSアンテナとブースターへの電源は、新しく追加するブースターの電源から供給するので、どちらでも問題ありません。
ブースターを使わない場合はTVなどからBSCSアンテナに電源を供給する必要があるので、『BSCS放送を見たいTVが複数台ある場合は全端子電源通過タイプが必要です』と書いてありますが、どのケーブルがどこの部屋に繋がっているか確認するのは面倒なので、TVが1台でも全端子電源通過タイプを買っておけばいいと思います。
使っていない分岐器
損失がどれくらいなのかわかりませんが、使っていない分岐器を取り外して1本のケーブルに変更しました。
テレビ接続ケーブル
ケーブルは4K/8K放送(3224MHz)対応のもの。今回はS5CFBに統一します。
4Cケーブルは取り回しやすいけど少し細いので3重絶縁(S5C-FB-ALとか)が将来的にもベストかも。
ブースターの設置
さらに、信号レベルを高くするために4K/8K放送(3224MHz)対応のブースターを設置しました。
ブースターを追加するにあたっての留意事項
- 新しいブースター(マスプロ UBCBW45SS)は、アンテナの直下に接続する
- ブースターへの電源供給は、新しいブースターに付属している電源供給器(BPS6WB)を使用する
- 現在のアンテナに付属している電源供給器(BPS5T)は使用しない
- 現在のアンテナに内蔵されているブースターへの電源供給は、マスプロ UBCBW45SSの「UHF給電スイッチ」をONにすることでおこなう
- 将来追加する予定のBSCSアンテナへも電源供給器(BPS6WB)から供給する
追記
マスプロさんのこちらのブースターEP3UBCBもよさそうです!
UBCBW45SSに比べて若干スペックはダウンしますが安い!1万円以下で入手できますね!
マスプロのHPで検索してもヒットしないのでパチモノかと思いましたが、取説はダウンロードできるのでちゃんとした製品だと思います。
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