AppleWatchが水没するなんて・・・
以前イオシスで購入した中古のAppleWatch Series7が水没したのをブログに書き忘れていたのでメモしておきます。
購入したときのブログはコチラ。

購入後、週1ペースでサーフィンで使用していました。
1年ほどで突然デジタルクラウンが効かなくなりました!!
デジタルクラウンが使えなくなるとAppleWatchの操作に大きな支障があります。というかほぼ使えない。。

アップルサポートに問い合わせ
Appleのサポートに連絡して相談してみました。
使用状況を話したところ、「サーフィンで水没したのでしょう」との判断。
「CMでもサーフィンで使ってますよね?50m防水ですよね?製品に瑕疵はないのですか?」
→「ありません(キッパリ」
水没の修理をするかどうか聞かれたので、修理料金を聞いたところ5万円弱!!無理ー!!!
そういえば、AppleWatchでサーフィンのログが取得できるアプリ「Dawn Patrol」でサーフィン開始したときに防水ロック機能がONになるのですが、サーフィンを終了して防水ロックを解除するときにデジタルクラウン(リューズ)を長押しして解除する操作が危険だと思ってました。AppleWatch 3のときの解除はデジタルクラウンをクルクル回す仕様で、AppleWatch 3では水没経験はないんですよね。
ということで修理せず、AppleWatchSE2を買いました。
AppleWatchの50m防水ってなんなん?
Appleのホームページによると、「AppleWatchは耐水性能を備えていますが、防水ではありません」と書いてあります。
どういうことなのかというと、
・AppleWatch(Ultra以外)の『ISO 規格 22810:2010 50m』とは防水時計の規格で、「最大水深 50 m の静水圧シミュレーションに 10 分間耐えられる」ことを示しています。
・日本の規格(JIS B 7021)では「日常生活用強化防水 5bar」または「 WATER RESISTANT 5 bar」と表記しますが、ISOでは50mなのですね。
・「5気圧、5bar」は、水しぶき、雨または雪、シャワー、水泳、水中への飛び込み、シュノーケリングに適合しています
おそらくサーフィンは「高速ウォータースポーツ」に含まれます。
AppleWatch(Ultra以外)の適合に「高速ウォータースポーツ」はないので、サーフィンでの利用は水没のリスクがありますね。
サーフィンでスマートウォッチを使うなら、
10気圧(100m)以上の耐水性能があるスマートウォッチを使ったほうがよさそう。
AppleWatch Ultraは『ISO 規格 22810:2010 100m』なので「高速ウォータースポーツ」もOKです。さらにEU内の統一規格である『EN13319に準拠』とありますので、シュノーケリングやスキューバダイビングも可能となっています。
ちなみにプロの世界では
ワールドランキングトップのプロサーファーたちで行われている大会(CT:World Champion Tour)を主催しているWSLが、試合中の状況を選手に正確に伝えるためにAppleWatch8とUltraを採用しています。
Ultraは大丈夫だろうけど、8は水没すると思いますねえ、WSLはお金持ちだからいいのかな。。

日本では、JPSA(日本プロサーフィン連盟)をGARMIN(ガーミン)がスポンサーしていますね。
GARMINのInstinct 2は100m防水で、スポーツモードにサーフィンがあります。
もともとガーミンはGPSのメーカーなので、GPSの精度には定評があります。
これもかっこいいなあ。
そしてさらにSE2も!
Appleの初売りで購入したAppleWatch SE2も水没してしまいました!!
SE2は電源も入らない状態に。
やはり、50m防水のAppleWatchをサーフィンなどの水流が強い場面で使うのはリスクありますね。
どうしても使いたい場合は、AppleCare+が必須でしょう。
AppleWatch Ultraがおすすめです。
まとめ
日本のJIS規格(JIS B 7021およびJIS B 7023参照)では、「水深100mにそっと沈めて10分耐えられます」という製品には『100m』ではなく、『10気圧防水』と表記します。
JIS規格で『100m防水』は「水深100mまで潜れます」という意味になります。
ですので、スマートウォッチの「50m」という表記は、実にまぎらわしいです。

AppleWatchは日本にも愛用者が多いのですから、ぜひJIS規格でも表記してほしいですね!
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